ニキビ用語集

ニキビ治療にまつわる難しい
専門用語を解説し
ますぞ!

ア行

アクネ菌(あくねきん)

アクネ桿菌(あくねかんきん:Propionibacterium acnes)とも呼ばれ、人の皮膚にもともと住みついている菌であり、全ての人の皮膚に存在しています。アクネ菌は普段は問題を起こしませんが、毛包(毛穴)に皮脂が詰まると皮脂を好むアクネ菌が増殖し、ニキビが炎症を起こして悪化します。

カ行

丘疹(きゅうしん)

紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)とも言います。皮膚の表面から隆起した状態の発疹です。ニキビの場合は毛穴に皮脂が詰まって生じた面皰(めんぽう)の内部でアクネ菌などの細菌が増殖して炎症を起こし、毛穴の周辺が赤くなり盛り上がった状態を言います。

硬結(こうけつ)

膿疱(のうほう)の周りが硬くなった状態です。

サ行

集簇性ざ瘡(しゅうぞくせいざそう)

思春期後期に発症することが多い重症型のニキビです。面皰、丘疹、膿疱、嚢腫(のうしゅ)などが無数に生じ、化膿を繰り返して肥厚した瘢痕(はんこん)などを形成するのが特徴です。女性より男性に多く、数年から20年以上にわたって慢性的に経過します。瘢痕を残すため、早期に皮膚科専門医を受診してください。

尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)

普通のニキビのことです。

新生児ざ瘡(しんせいじざそう)

生後2週から3カ月頃、顔(特に頬や額)に生じるニキビで、主に男の子にみられます。皮脂を少なくするために石鹸を使ってぬるま湯で洗顔を続けていけば、数週~数カ月で自然に治ります。

ステロイドざ瘡(すてろいどざそう)

ステロイドには皮脂の分泌を促す作用があるため、ニキビが発症することがあります。ステロイドは他の重要な全身性の病気の治療を目的として使用されている場合が多いので、ステロイドざ瘡があっても自分の判断でステロイドを止めたり、変更しないで、必ず医師に相談してください。

ナ行

嚢腫(のうしゅ)

ニキビの炎症が悪化すると、皮膚の下に膿がたまった袋状のものができることがあります。これを嚢腫と言います。

膿疱(のうほう)

丘疹が化膿して、毛穴の中に膿がたまった状態を言います。赤く腫れたニキビの中心に黄白色の膿が見えます。

ノンコメドジェニック
(のんこめどじぇにっく)

皮脂腺の多い背中を利用して、コメド(面皰)ができるかどうかを確認するテストのことを、ノンコメドジェニックテストと言い、このテストを行った製品のことをノンコメドジェニックテスト済みと言います。「ノンコメドジェニック製品」とは「この製品を使用することでニキビができる可能性は低いです」という意味だと考えていいでしょう。全ての人にニキビができないわけではありません。

ハ行

瘢痕(はんこん)

ニキビを放置しておくと治っても凸凹に痕が残ることがあり、これを瘢痕と言います。凸凹の痕を完全に治す方法は確立していません。痕を残さないように早期に治療しましょう。

皮脂(ひし)

男性ホルモンの作用により毛穴の皮脂腺から分泌されます。皮脂腺の活動が盛んになると皮脂量は増加し、過剰な皮脂がニキビの原因の一つとなります。

マ行

面皰(めんぽう)

毛穴に皮脂や角質が詰まっている状態を面皰と言い、これがニキビの始まりです。白く毛穴が閉じた白ニキビ(閉鎖面皰)と毛穴が開いて黒色に見える黒ニキビ(開放面皰)とがあります。

毛包(もうほう)

毛穴より下の皮内で毛を包む組織のことを毛包といいます。毛包の上部には脂腺が必ず存在します。額や頬、前胸部、背部には、脂腺が特に発達した脂腺性毛包がたくさんあります。ニキビは脂腺性毛包に生じるため、顔面や前胸部、背部に生じやすいのです。

監修:日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
五十嵐 敦之 先生
林 伸和 先生

ハリネズミ教頭からの一言

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