ニキビQ&A

ニキビについての不安点や疑問点を解決するた
めに、一般的な質問とその答えを紹介ですぞ!

ニキビのことを
いろいろ聞いてみよう!

ニキビを悪化させないためにも、早く治すためにも、不安なことや疑問点は解決しておきましょう。
ここでご紹介するのは、一般的な質問とその答えです。あなた自身のニキビについては、ぜひ皮膚科でお尋ねくださいね。

ニキビについてのQ&A

ニキビがあるとき、お化粧はどうすればいいの?

油性のファンデーションや厚塗りなどは避けましょう。薄づきのパウダーファンデーションなどを顔全体に塗り、ポイントメイクで目もとや口もとを強調することで、ニキビが目立ちにくくなります。お化粧をしっかり洗い落としたあとは、保湿を充分に行いましょう。ニキビがひどくならないように、スキンケアについても皮膚科医のアドバイスを受けるのがお勧めです。

思春期や大人のニキビと乳幼児のニキビは同じなの?

一般的に、ニキビはホルモン分泌が活発になる思春期の皮膚の疾患ですが、最近は、生活習慣やストレスなどが原因となる大人のニキビの患者さんも増えています。思春期のニキビは額・鼻などのTゾーンや頬(ほお)にできやすいのに対し、大人のニキビは顎(あご)などに多く見られます。
また、生後2~3週間の新生児にできるニキビは顔面だけでなく頭部や胸背部に広く見られるのが特徴です。この時期、皮脂腺がとても活発化することが原因で発症しますが、2~6ヵ月後には自然におさまります。
思春期や大人のニキビ、乳幼児のニキビはどれも皮脂腺の活発化が原因の一つですが、大人のニキビでは婦人科系の病気が原因の場合もあります。また、乳幼児の場合は大人とは異なる治療を行う場合があります。どんなニキビも早めに皮膚科医に相談することをお勧めします。

生理前にニキビがひどくなると聞いたけど、本当なの?

生理前にニキビが悪化する方は多いのですが、実はそのメカニズムの詳しいことは解明されていません。
ニキビのもとである毛穴のつまりは、皮膚のバリア機能が損なわれることが発端の一つといわれていますが、ホルモン分泌の変化が関連している可能性があります。そして、盛んに皮脂が分泌されるのは、男性ホルモンの活発化が原因です。生理が近づくと、女性の体内ではホルモン分泌が活発になるため、ニキビへの影響があらわれるものと思われます。
また、生理前の身体的・精神的変調であるPMS(生理前症候群)は、ほとんどの女性が経験すると報告されています。その際に感じるストレスがニキビに影響を及ぼしている可能性もあります。
こういったさまざまな要因が絡み合って、生理前にニキビが悪化するようです。

ニキビはそのうち治るんじゃないの?

ニキビが自然に治れば本当に楽ですよね。でも炎症を起こし、ニキビ痕(あと)になってしまったら?肌にできたその凹凸や赤みは、治療が困難なこともあります。
ニキビがひどくならないうちに早めに皮膚科で診てもらいましょう。

ニキビができやすい
季節はあるの?

新陳代謝が活発になり、ホルモン分泌が盛んになる春は、ニキビができやすい時期です。また、この時期は入学や進級、就職などで生活環境が変わりやすいときでもあります。そのストレスからニキビができることもあります。
皮脂という点から考えると、分泌が盛んになる夏も注意が必要です。お化粧などで毛穴をつまらせないように、肌はいつも清潔にキープするよう心がけたいですね。
秋、冬といった乾燥する季節は、肌のターンオーバー機能も乱れがち。角質がはがれ落ちにくくなりますから、毛穴の角化が進んでニキビのもとになります。季節にこだわることなく一年中、肌の状態に応じたスキンケアを行うことで、ニキビをつくらない・悪化させないようにしましょう。

なぜ、お年寄りにニキビはできないの?

加齢とともに、男性ホルモンや皮脂の分泌が減ってきます。50代以降は、ニキビはほとんどできません。

ニキビは最初、
どんな症状なの?

ニキビの前段階は毛穴のつまりですが、これはなかなか目で見つけられるものではありません。その後、毛穴に皮脂がたまり、コメド(面ぽう)になります。白くポツンと盛り上がった状態や黒い点として見える状態ですから、気をつけていれば見つけられるでしょう。ほとんどの人が、この時点では不快感を感じていません。
だからと言ってそのままにしておくと、コメド(面ぽう)から赤ニキビ(炎症のあるニキビ)へと進行し、さらにニキビ痕(あと)になることもあります。ニキビに気づいたら、初期の段階で皮膚科を受診しましょう。

ニキビは一度治っても、またできるの?
しかも同じところにできる
というのは本当?

治ったと思ったのに、またニキビ…!そんな経験をした人はけっこういるはず。では、なぜニキビは繰り返されるのでしょうか?
まず挙げられるのが、肌本来の機能が低下していること。ニキビという疾患後ですから、見た目はきれいに回復していても当然、肌は弱っています。風邪をひいたあと、体力がすぐに戻らないのと同じですね。肌のターンオーバー機能が乱れたりすると、毛穴がつまりやすくなるのです。
また、肌がきれいに見えても、実は毛穴の奥にアクネ菌が残っている場合もあります。アクネ菌は肌の常在菌。ニキビがあったところには通常より多く存在しています。
だから、ニキビは治ったのにまたできたり、同じところにできやすかったりするのですね。
さらに、ニキビを繰り返す人は、肌質やスキンケア、生活習慣なども見直す必要があるかもしれません。一度、皮膚科医に相談するとよいでしょう。

ニキビ痕(あと)になるのは、どんなニキビ?

化膿した炎症性の赤ニキビがさらに進行すると、毛穴の奥の組織が破壊され、炎症がおさまったあとに肌表面に凹凸ができてしまいます。これがニキビ痕(あと)ですが、痕(あと)を残すニキビに「なる・ならない」の判断は容易ではありません。
大切なのはニキビを化膿させないこと、それ以上、悪化させないことです。ニキビ痕(あと)にならないためにも、できるだけ早めの受診を心がけたいですね。

診察についてのQ&A

病院で診察を受けるのは、どのタイミングがいいの?

ニキビは、そのままにしておくと症状が進んでしまう皮膚の疾患です。「体調が悪い、病気かな?」と思ったら、病院に行こうと思いますよね?ニキビの場合も同じです。「ニキビかもしれない」と気づいた時点での受診をお勧めします。
どんな病気でも早期治療が一番。早く治療したニキビは、早くきれいに治りやすいということをお忘れなく。
また、赤くなって化膿したから手遅れということはありません。できるだけニキビ痕(あと)にならないためにも、皮膚科医に相談しましょう。

お医者さんはどうやって治療を決めるの?

患者さんの年齢や肌質、ニキビができた時期、経過やそれまでに行った治療、体調や生活習慣などを質問し、その人のニキビに適した処置やお薬で治療します。(詳しくは皮膚科での治療とは?をご覧ください)市販のお薬やニキビ用の化粧品などでもニキビが軽くなることはありますが、なかなか治らないニキビになったり、ニキビがかえってひどくなったり、繰り返しニキビができる場合もしばしばあります。2008年には、日本皮膚科学会から日本初の「尋常性ざ瘡(ニキビ)治療ガイドライン」が発表されました。新しい治療を含めたいろいろなニキビ治療法の中から一人ひとりの患者さんに最適なものを選んで治療してもらえるので、ぜひ、皮膚科医に診てもらいましょう。

ニキビの症状がひどくなった人が病院に行くの?

ニキビは進行性の皮膚の疾患です。肌質や生活習慣などによっては数年以上も苦しめられ、ひどい場合にはニキビ痕(あと)になることもあります。ひどくなったからではなく、できるだけ早く治療を始めることが望ましいのです。
ニキビの前段階は毛穴の出口のつまりで、これはマイクロコメド(微小面ぽう)呼ばれます。目で確認することができない変化ですから、ニキビができやすい人は皮膚科医に相談して、効果的に予防することも大切ですね。

病院ではどんな検査をするの?

通常のニキビの場合は問診やカウンセリング、処置が中心で、特別な検査は行いません。症状が重い場合は血液検査などが行われることもあります。

治療についてのQ&A

ニキビを治すには、どれぐらいの期間が必要?

治るまでの期間は、ニキビの状態や治療への取り組みによって人それぞれです。必ずこのくらいで治ると断定できるものではありません。ただし、治療を始めて2~3ヵ月経過した頃から、治療効果があらわれる場合もありますので、あせらず、根気よく治療することが大切です。疑問に思ったことは皮膚科医に相談するといいでしょう。
また、ニキビが繰り返しできる場合もあり、中にはニキビができなくなるまでに数年かかる方もいます。治療を終了する時期については、自己判断せず医師の指示に従いましょう。

病院でもらう薬や治療の費用はどのくらいなの?

治療内容により費用が異なりますので、一概にはいえませんが、医療機関を受診してニキビの治療を受けた場合、外用レチノイドコメド(面ぽう)圧出抗菌薬などは保険が適用され、全体の費用の3割負担(※)になります。
ケミカルピーリングやレーザー治療などは保険適用外となるため、全額自己負担になります。また、保険適用外の治療は医療機関によって料金や条件などが違います。希望する場合は、事前に医師に確認しておきましょう。

  • 治療費以外にも初診料、再診料等がかかります。3割負担は健康保険等における義務教育就学後から70歳未満の医療給付であり、治療のご負担については医療機関にお問い合わせください。

途中で薬を
変えることはあるの?

それまでの薬があまり効果的でなかったり、肌質に合わなかったり、何か不都合が生じたりした場合、薬が変わることはあります。その際、わからないことがあったら、医師に何でも聞いてみましょう。

病院でもらった薬とドラッグストアで買った薬を一緒に使っていいの?

薬によっては、他の薬との併用を避けたほうがよいものもありますし、体調や症状によっては、患者さんに合わない成分が入っていることがあるかもしれません。市販薬は自己判断で使用せず、そのつど医師、薬剤師に相談してください。

よくなったら、自分の判断で病院の薬をやめてもいい?

医師は、患者さんの症状に応じた薬を処方しています。定期的に診察を受け、医師、薬剤師の指示に従って薬を使用してください。回復してきたと思っていても、ニキビのできやすい状態がまだ残っている可能性があります。薬をやめる時期については、医師の指示に従ってください。

ハリネズミ教頭からの一言

ニキビの疑問点や不安点は
早めに解決ですぞ!

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